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  • Kubota Akane

緊張やあがり症はメンタルトレーニングで克服できる!人前でも堂々とパフォーマンスを。

芸能業界は様々なジャンルがありますが、どのジャンルでも「人前でパフォーマンスをする」という点では同じです。人前に立つ以上常に緊張は付き物ではありますし、適度な緊張感はパフォーマンスを発揮するためにも大切ですよね。

しかし過度に緊張してしまうと自分本来のパフォーマンスすることができず、結果に結びつけることが難しくなることも。ずば抜けた才能があれば話は違いますが、一生懸命準備したにも関わらず「緊張」でそれが発揮できないと本人も非常に辛いですよね。

「緊張は、場数を踏むしかない」という認識も多くありますが、むやみに場数を踏むことで余計に緊張がひどくなるケースもあります。

また、これまでは緊張せずにいられたのに、活動のある時から緊張するようになり、そこから楽しむことができなくなってしまったという方もいらっしゃいます。

特に繊細であることが求められる俳優やアーティストの方は、一線で活躍する方でも過度な緊張に悩まされる方もたくさんいます。

ですので、

「緊張するなんてメンタルが弱い。」

「自分はダメだ。」「向いていない。」

なんていうことはありません。

緊張やあがり症は、メンタルトレーニングで克服していくことができます!

今回の記事では、

  1. 緊張とはなんなのか?なぜ起こるのか?

  2. 緊張の原因とその対処法

をON+OFFメンタルトレーニングのメソッドに沿ってご紹介します。

目次

  1. 1 緊張とは、ただの動物時代の名残の反応

  2. 2 緊張の原因と対処法

  3. 2.1 プライド

  4. 2.2 コンプレックス・自信のなさ

  5. 2.3 他にもある緊張の原因

  6. 2.4 オススメの書籍

  7. 3 まとめ

緊張とは、ただの動物時代の名残の反応

緊張とは、そもそもなんなのでしょうか?そして、なぜ起こるのでしょうか?

緊張とは、私たちが動物だったころの名残の反応だと言われています。

人間がまだ猿だったころ、自分より強い動物と出会うなどして「不安」や「恐怖」を感じた際に自分を危険から守るために体から出る反応が、人間になった今でも残っているのです。

緊張するのは決してメンタルが弱いからではなく、今でもその動物時代の反応が強く出ているというだけです。

例えば汗をかいたり、ソワソワしたり、体が硬くなったりドキドキしたりするのも、自分の身を守るために出る反応です。

  1. 汗をかく:木や岩に登って逃げるため

  2. ソワソワする・早口になる:その場から早く逃げるため

  3. 筋肉が硬直する:外部からの衝撃から身体を守るため

  4. 心拍数が上がる:血液を全身に送るため

  5. 鳥肌が立つ:自分を大きく見せるため

などがあります。

不安や恐怖を感じ<危険から身を守る=逃げる・闘うため>に、自律神経の交感神経(活動的な神経)のスイッチが激しくONになる為、その影響で体に反応が出ているのです。不安や恐怖を感じるから身を守るというように働くものですね。

しかし、現代では特殊な場合を除き、自分が命の危険にさらされることはほとんどありませんよね。本番やオーディションで実際に命の危機にさらされることは、今ではあまりないはずです。(昔は映画の撮影で命の危険にさらされることもありましたが・・。)

では、私たちはいったい何に不安や恐怖を感じるのでしょうか?

緊張の原因と対処法

人は進化に伴い思考が発達し、緊張を起こします。

では何に不安や恐怖を感じているのかを自分自身で理解することが、緊張をコントロールするために大切なことです。

大きく分けて、以下の5つの原因があると言われています。

  1. プライド

  2. コンプレックス・自信のなさ

  3. トラウマ

  4. 準備不足

  5. 未知の経験・場所・人

ここでは、特に起こりやすい「プライド型緊張」と「コンプレックス型緊張」について詳しくご紹介します。

プライド

緊張に悩む方の約7割がこちらの原因となっています。

プライドといっても、誇りやプロ意識などのポジティブなプライドではなく、

「人から評価されたい」「よく思われたい」「失敗したくない」「完璧でありたい」などといったネガティブプライドと呼ばれるものです。

頭で強く意識していないのでわかりづらく、無意識的に感じている場合がほとんどです。

「ちゃんと自分は評価されているだろうか・・」「相手から見てちゃんとできているだろうか・・」となると、ライオンとお猿さんの関係に。

プライド型緊張の対処法

まず、自分の矢印が自分と相手のどちらに向いているかに気付くことです。

緊張にのまれている時はなかなか自分の考えていることに気付くことができません。まず落ち着いて自分の思考を意識するだけでも緊張に飲み込まれた状態から抜け出すことができます。

そのあとは相手からどう思われるか?どう見られているか?自分はちゃんとできているか?と自分自身に矢印を向けるのではなく、

自分がその場で何をするべきなのか?その場で求められている役割を明確にし、そこに集中しましょう。

ちなみに、今日の現場は〇〇さんがきている・・と思いついつい緊張してしまうケースが多くあります。その場でやることは、〇〇さんによく思ってもらうことではなく、その現場でのあなたの役割を果たすことです。

コンプレックス・自信のなさ

人と比較して自分が下だと思う、人と比較するクセのある方や、自分自身に対する劣等感やコンプレックスから緊張を起こすタイプの方です。

特に芸能界は、全国大会の予選を勝ち抜いてきた人達の集まりです。

その中で、あの子よりかわいくない、あの人より演技・歌・ダンス・トークがうまくない、あの人の方が自分より経歴が・華が・個性がある・・自分なんて・・など自分と相手を比べて上下しやすいは注意が必要です。

このタイプの方の特徴としては、ある一定の人の前、自分よりも上だと思う人の前になると緊張することが多くなります。反対に自分よりも下だと感じる人の前では緊張せずにいられます。

自分と比べて相手の方が強い(偉い)・・とディスカウントで入ってしまうとこちらもライオンとお猿さんの関係になります。

マウンティングをするクセのある方はディスカウントのクセを持っていることが多くあります。

コンプレックス型緊張の対処法

相手と自分は対等であるという「自他尊重」を意識することです。

人は肩書やキャリア・収入や見た目などで人としての価値を比較できるものではありません。

かつ丼とケーキはどちらの方が価値が高いか?が比較できないように、どんなにすごく見える相手であっても、それと比較して自分が下である、ということはありません。

もちろん相手の積み上げてきたものに対する尊敬や敬意は大切ですが、自分自身にもこれまで積み上げてきたものがあり、その上で人と人は対等な存在です。

自分がどんな時どんな相手にディスカウントで入りやすいかを事前に理解しておき、緊張しそうな場面には自他尊重の意識をしっかりと持ちましょう。

他にもある緊張の原因

このように、プライド型緊張とコンプレックス型緊張は非常に多いタイプの緊張です。

その他、過去に人前で失敗して恥ずかしい思いをした「トラウマ型」の緊張や、十分な準備ができなかった「準備不足型」、初めての経験で起こる「未体験型」の緊張があります。

自分にあった対処法が分かれば、早い方で1度、多くの方は3カ月程度で効果を実感できる可能性が高くあります。

オススメの書籍

ご紹介したON+OFFメンタルトレーニングのメソッド内容は、こちらの書籍でもより詳しくわかりやすく記載されています。これを読んだだけでも緊張のコントロールができるようになったという方も!是非詳しく知りたいという方は書籍をチェックしてみてください。

「緊張をコントロールして最高の結果を出す技術」メンタルトレーナー/石津貴代さん著


まとめ

いかがでしたでしょうか?

自分の考えていることは、パッとわからない場合もありますが、深く掘り下げていくと意外なところに原因があることもありますので、普段から緊張した時に自分がどんなことを考えているかを観察してみることをお勧めします。

自分にあった対処法はメンタルトレーナーと一緒に探していくのがベストですが、難しい場合はぜひご自身で対処法を試しながら探してみましょう!

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